[WOT]シベリア送りだ！ソ連「IS-3」の弱点

スターリン戦車の異名を受け継ぐソ連が誇る画期的な重戦車。Tier8。

第二次大戦の実戦には、間に合わなかったらしいが中東戦争で全面装甲の硬さを披露するもののお尻の補助燃料タンクを撃たれてジャガジャガ炎上。

その後北方領土の防衛に使用されたけどそのままオブジェとして砂に埋もれているらしい・・・・。

という素敵な経歴を誇る名戦車。

しかしながら、WOTゲーム内では、味方なら頼もしく敵だと面倒という立ち位置をゲット。
自チームのリストトップがIS-3だと余程の間抜けじゃなければ勝ちだな。と思う事も。
期待は、裏切られる為にあるのかもしれませんが。

BL-9による強力な一撃と重戦車の割には、それなりの足回りコンキン弾く全面傾斜装甲。

その性能に気を良くしたプレイヤーが単独突入を図ってタコ殴りにあい即昇天なさるシーンも多く見かけます。
強力な砲撃力を持っていても再装填遅いんだから無理でしょ。

弾薬庫を撃ち抜かれ一撃昇天もたまに見ます。
結構弾く車両だから良い気分で油断するんでしょうか？

外見的にも全面からの風貌は、西洋甲冑のような、あるいは、アメリカンな重蒸気機関車の前面のような出で立ちで多少のいかめしさも感じる面構え。

側面は、凹凸も少なく流れるような姿勢の低さを維持しつつお尻には、プリッと補助タンクを装備。

重戦車とは、斯くありきと言わんばかりの洗練されたフォルム。

その洗練されたフォルムの車両を倒さねばならないという心の葛藤。判ります。
だから皆碌にダメージを与えずにやられていくんですね。

どんなに素敵でも敵は、敵。
ちゃっちゃと倒しましょう。

この画像は、古いものですがまぁおおむね現在のバージョンでも同じでしょう。
ただ、砲塔付け根は、何を思って当方も丸を付けたのか判りませんがここを撃つのは、間抜けだけです。

ここを撃っても良くて砲身損傷を与える位です。

この見え方の場合は、下腹部（入射角注意）、砲塔上部のキューポラか175mm以上の貫通力がある砲を持っているなら黄色丸、後は、砲塔と車体の間も上から撃ち下すような角度なら刺ささるんですけど狭いのでIS-3が動いていたら命中は、無理でしょうね。
もちろん200mm貫通以上の砲の場合ですね。

それと砲塔の砲の上の天井部分は、性能値的には、薄いのですけど射撃角度がねぇ。

で、砲塔上部のキューポラも少々の条件があります。

下から撃ちあげるようになら無い事。キューポラ周辺は、結構角度があるので下から撃ちあげるようなイメージだと跳ねます。

側面に関しては、以前ここに貼っていた画像は、Ver7.2の物なので当時は、問題なかったのですが現在は、傾斜装甲がしっかり考慮されているので無理。

車体前面の左右に引いてある赤線が基準でオレンジが自分の視点の角度、赤がIS-3視点の角度。
各角度でどう見えるか覚えておくと楽かも。

基本側面は、90mmなんですが右上の赤い部分は、傾斜とスペースドアーマーがあるので強い砲じゃないと真横からでも弾かれる確率高いです。中戦車諸君よ。

で、どこを撃つかというとキャタピラの半分より上の部分に当たる車体（黄色囲い）。ここは、ただの90mm装甲なので100mm程度の貫通力でも刺さります。110mmあればスパスパだったと思います。
オレンジの角度で50度位ならね。

オレンジ70度の状態で撃っても側面は、刺さりませんよ。

で、全面は、170mm程度の貫通力がないと苦しいでしょうね。
相手が静止してれば判りませんが。
でも、相手も強力な一撃を撃ってきますから。あなたの車両は、耐えられますか？

もう一つ、キャタピラ内部の車体部分ってIS-3の場合自分の砲身の高さによってかなり見える面積が異なります。
サスペンションが車体を持ち上げてるからですね。

で、IS-3に近づきすぎて右の視点のような状態で車体下部を撃とうとしても当たらないと思います。
ただ、右の視点位になると紫矢印の傾斜装甲＋スペースドアーマーの箇所の傾斜がかなり緩和されるのでスペースドアーマー撃ちぬく自信がある砲を持っているならそこでも大丈夫。

後方に関しても自分の砲身の高さによります。

緑色の箇所が刺さりやすいんですが左のように通常の戦車の視界だと緑の箇所は、角度が急になるので弾かれる可能性が高くなります。
なので黄色の部分を撃ってみて刺さるようならその周辺を撃つか、潔く逃げる。

低姿勢の駆逐戦車なら逆かな。

Tierが近い重戦車ならもう少し撃つ場所あるんですけどまぁ中戦車の場合だと周りをクルクル回って頑張るしか無いでしょうね。

このTierの重戦車としては、バランス取れすぎのような気もしますけど。

Ver8.7時点

WOT公式Wiki IS-3