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意外に楽しめる多砲塔戦車M3 Lee中戦車[WarThunder]

World of Tanks(WoT)だとM3 Leeは、正直言って「何かの修行かな?」と思うくらい使いづらいです。どうしてかというとWoTでは、車体右側にある75mm砲しか使用できないので基本駆逐戦車のように射撃方向に車体を回さないといけない事と本来は、主砲である車体頂上にある37mm砲塔部分がある為に非常に背が高くなってしまう為です。

窪みに隠れる際も75mm砲の射線に合わせると上半身丸出しと言った感ですし平地では、背の高さから被射撃面積は、非常に大きなものになっています。装甲もペラペラの割に敵への露出度が高いのは、考えものです。M3Leeを見ているとガンタンクは、「やはり戦車というよりSPG的な運用になるんだろうな」という実感を得ます。

しかし、WarThunderでは、防御力のダメさは、同じものの攻撃力が異なります。そう、WarThunderでは、なんと頂上の37mm砲が使用可能なのです。

初期状態では、マウス左クリックで同時発砲が可能です。

 見よ!この勇姿。

ただ、初期状態だと照準が37mm主砲に合わせてあるのでこのまま同時発砲状態で発砲すると100mも離れると75mm副砲の砲は、命中しません。

な~~んでか。

それはね、37mm主砲弾よりも75mm副砲弾の砲が放物線のRが少しキツイ為。

平地で200m程度の距離を37mm主砲の照準で発砲すると75mm砲弾は、目標の前の地面に着弾してしまうのです。37mm砲弾より当然75mm砲弾の方がダメージを大きく与えられますので是非使用したいです。下の画像のように巨大な75mm砲です。命中すれば・・・。

では、どうすれば75mm砲弾が命中するようになるのか?

それは、別々に発砲すれば良いのです。

そう、WarThunderでは、主砲と副砲、そして機銃に異るキーアサインを設定出来るのです。更に機銃は、主砲軸同期みたいですが主砲照準と副砲照準に切り替えキーも設定が可能です。

主砲と副砲の発砲キーアサインを設定しただけだと主砲と副砲を別々に発砲できるというだけで極至近距離で敵に密着して発砲するような時意外意味がありませんので照準も切り替わるようにする方が正解です。

基本主砲照準と副砲照準を切り替えるように設定して副砲照準に切り替えると75mm副砲の弾道に合わせた照準設定になります。この際副砲照準を選択しているとトリガーキーは、主砲照準のトリガーキーになります。更にM3Leeの場合は、機銃の発砲が不能です。機銃は、主砲照準時しか使用できません。たぶん、主砲塔横に同軸機銃として付いているからだと思います。

主砲と副砲では、装填中を示すゲージが異なります。正面中央に見える照準の丸い大きいのが75mmの装填中ゲージでその右上の小さいのが37mmのゲージです。

これだけだと砲の切り替えとかメンドイと思うかもしれませんが近距離の混戦になった場合は、断然異るのです。何がと言えば近距離での混戦では、基本的に砲弾の装填が間にあいません。軽戦車相手だと機銃も効果があることがあるので機銃を撃つとかしている人が昨今は、多く見受けられますが機銃では、やはり致命傷には、ならないです。

そんな時に主砲と副砲を交互に切り替えながら発砲すると連続射撃をしているかのように短時間で発砲が可能なのです。

あるいは、車体正面の敵が隠れている間に側面の敵を主砲塔のみを旋回して対応するとか砲が2本あるだけで随分と違います。

しかもM3の機銃は、仰角が結構取れるので対空戦闘も可能です。航空機に命中すると経験値が結構入って美味しいのです。まぁ、航空戦と同じく500m以内じゃないと滅多に当たりませんけど。

足回りも比較的悪くないので物陰に隠れながら防御力を補うか他の味方車両の支援砲撃に徹するかでバンバン経験値を取得できます。

史実でもM3は、困った車両という事で有名だったようですがWarThunderの世界では、それなりに遊べる車体のようです。

まぁ、現実と異なってゲームでは、一撃で撃破されないからなんでしょうけどね。

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