Ver9.17によりスウェーデンツリーが実装されて各種のスウェーデン車両が追加されました。
当方も各国車両を1-2両程度づつ保有している訳なのでスウェーデン車両も購入しようと思っていましたが年末年始は、仕事各ゲームによるイベントをこなすげふんげふんが忙しく手を付けられませんでした。
新年に入りようやくWorld of Tanks(WoT)をプレイする時間が取れるようになったのでちょこちょことプレイしていたところ天から箱が降ってきてスウェーデン車両がズンドコ割引や無料になっていくのです。
そう、KV-2がどのどんヘンテコな装飾で穢れていけばいくほど「ひゅ~ん」と発煙筒が降って来たかと思うと箱が降ってくるのです。
そこに気づいてからは、しばらくスウェーデン車両に手を出さずに他の車両で遊んでいました。経験値5倍とか3倍期間とかありましたからね。
そしてある程度進んだところで惜しげもなくフリー経験値を投入してポコポコ下級車両は、飛ばし開発を進めます。
Ikv103入手
で、目についたのが「Ikv103」です。「Tier5で惜しげもなくフリー経験値を投入とか言うの?」ですって?
フリーが6万位しかなかったの!
ですがこの「Ikv103」外見は、横から見ると「カブトムシ?」と思えるようなずんぐりした車体にピョコッと突き出た短い角(主砲)。先っちょは、煙突です。最近あまり見ない煙突の形ですけど。H型煙突とかは、以前は、一戸建てだとストーブや風呂をボイラーで沸かすのが多かったのでポピュラーだったのですが最近は、皆電気になったのでしょうか。
ちなみにH型煙突のメリットは、ボイラーやストーブに直接外の強風が吹きこんで爆発しないようにだそうです。後は、鳥が巣を作りづらいとか落ちづらいとかあるようです。
戦車砲の先っちょにあるものは、本来は、「マズルブレーキ」と言います。
マズルブレーキは、大砲を発砲した際に弾と一緒に砲口から吹き出す爆風による反動を抑制する為に取り付けるらしいのですがこの効力は、結構まちまちみたいです。最近の戦車は、先っぽを見ても付いていないのが一般的です。
付けなくなった理由は、マズルブレーキの重さで砲身が下に曲がって命中率が落ちる、APFSDS(装弾筒付翼安定徹甲弾)がマズルブレーキに引っかかって撃てない、砲煙で敵が見づらくなるとかデメリットがいろいろあるようです。反動を抑える制退器の能力が上がったという理由も見つかりました。
と、言う訳で現在は、この手のマズルブレーキは、戦車の主砲では、採用されないようです。自衛隊ですら対ゴジラ用の61式戦車以降採用していません。
ただ、バレットライフルのような大口径のライフル銃やアサルトライフル、格好つけたカスタム拳銃等の先っちょを見ると付いているので今でも小火器には、何かしら有効なのかもしれません。小銃には、制退器付いていませんしね。
性能
主砲は、105mm砲です。
短砲身大口径砲と言えばWoTでは、放物線を描く遅い弾速で命中するとドカンと破裂する榴弾砲と相場が決まっています。まぁ、実際は、カノン砲と書いてありますけど。元々が歩兵支援車両なので破片が巻き散らかされる榴弾なんでしょうね。
貫通53mmですがダメージ370前後。大口径砲なのでしょぼい装甲の車両相手なら大ダメージが入ります。更に初期砲だと徹甲弾もあるので刺さる相手なら一撃必殺的に遊べて良い気持ちになります。
下の写真のようにルクス相手なら一撃です。
マチルダだって徹甲弾で弱点狙えば大丈夫。
更に、主砲を開発するとスペック上は、貫通120mmの高性能砲にアップグレードできます。
早速使用して「貫通120mmになった筈なのに何か変だなぁ???」と思っていました。だって、4号戦車なんか初期砲の徹甲弾なら一撃で撃破か大ダメージだったのに開発した砲にしたらポフゥ、ポフゥという感じにしょぼいダメージしか与えられない。
スペック表を良く見ると上位砲は、貫通120mmで更に使えるようになる気がしますがなんと弾種がHEAT(成形炸薬弾)のみと使いどころが微妙なのです。
そしてさっきの4号ですがそうです。この4号は、スカート履いているのです。スカートで弾頭が抑えられてHEATのジェットが届かないのです。左の3号駆逐戦車は、一撃だったのにスカート4号では、ダメージ90前後とか最低です。
現在イラクやシリア等の戦車乗りの間でシュテルンのようなものが流行っている最新のファッションですからHEATに対しての効果は、絶大なのでしょうけど。
防御力に関しては、8tの車両重量ですのでまぁ、そんなものです。コマツの「D37/39PX・EX-23」というブルドーザーと概ね同じサイズ、重さですし・・・ね。
撃たれると解りますが機銃が良く刺さりますよ♪
足回りは、履帯とエンジンを開発すると直線40km程度出るので結構機動力は、あると思います。
最後に
それなりに威力のある主砲ですが相手がKV-1などになると大変です。HEATだと相手になりません。初期砲の徹甲弾なら前面の機銃がある面に当てると大ダメージなので戦えますがHEATだと塗装位は、はがれるのでしょうか。
一応、重戦車相手以外は、足回りを生かして早急に草むらに潜んで一撃必殺攻撃を楽しめます。
砲塔の無い駆逐戦車系の車両としては、やはり一撃で大ダメージを与えられる事が唯一の楽しみです。4号駆逐のようにペコペコ貫通させても良いのですが3発目撃つ前に発見されて反撃されるのが落ちです。
「やられる前にやれ!」ヘタクソ駆逐戦車系乗りの鉄則でしょう。
この「IKV103」ならそれがそれなりに強力な主砲により中戦車以下相手なら楽しめるのです。装填遅いし弾速が遅いので高機動車両相手は、大変だけど何か憎めない滑稽な外見に惑わされるから大丈夫♪
ヘッツアー以来のお気に入りだったりして。