1ヶ月位前にそんな物が発売されるという話をどこかで読みました。
これか?
参照:「『World of Tanks』が快適にプレイできる推奨PCが合計13機種発売決定」
自作PC屋さん等のWebサイトを見ると各種MMOやRPG等向けの推奨PCなるものが紹介されていたりするのでそんなに珍しいものでも無いのですがWorld of Tanks(WoT)は、日本国内でも雑誌やらネット動画サイトやらでそれなりに露出度が上がっているので知名度がありユーザー数も多くは、なっているのになんで推奨品がないのかな?とは、思っていました。
ゲーム自体もそれなりに重たい訳ですしね。
以前まだ日本法人が出来る前、ASIAサーバーでプレイする人が殆どおらず基本NAサーバーで日本人の多くがプレイしていた頃は、反応速度の遅さは、サーバーやネットワーク自体の問題ということが掲示板やフォーラムで良く語られていました。
ping値が遅いからとかいう奴です。
ですが昨今は、ASIAサーバーでプレイする日本人が多くなっています。ASIAサーバーもシンガポールにありますがping値的には、NAサーバーよりも多少は、ましなので街角等で撃ちあっている際に反応速度で撃ち負ける可能性は、若干下がっている筈です。たぶん。
それでも尚コンマ何秒の差で発砲が遅れて処理されているという気がするなら後は、PCの性能のせいかもしれません。
だって、日本からプレイしていると思われるアカウントIDの人もゲーム中に結構いるでしょ?その人達は、日本からシンガポールに接続という同じ状況に置かれている筈なのでその相手に対しても発砲の処理遅れが感じられるならもうPCの処理能力が遅いという事以外考えづらい気がして来たでしょ?(プロバイダの規制とかもあったりするかもしれませんが)腕が悪いのは、置いて置きます。
と、言う訳でPCの性能が重要になって来そうなのですが実際のところWoTをプレイするのにどの位のPCが必要なのか明確な例が少なすぎる気は、します。
システム要件
必要動作環境
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推奨動作環境
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上記必要動作環境は、WoTWebサイトの「クライアントダウンロード」より引用
必要動作環境を見るとこの5-6年に発売された程度で動作できそうな気がします。
が、推奨環境を見ると「あれ?性能結構高くない?」と思います。
そう、動作する、表示できるとプレイできる、とりあえず不満がない描画速度は、異るのです。
で、実際のところどの位のスペックのPCを対象にしているのかを見極めるのに使えそうなのが今回発売のWorld of Tanks推奨PCのスペックでしょう。
という訳で見ていきます。
まずは、ヤマダ電機系になったTSUKUMO(ツクモ)から。
詳細なスペックは、リンク先を見てもらうとして重要な箇所だけ抜粋すると
安い87800円の方は、
CPU:Core i5-4460
Mem:8GB
VGA:NVIDIA® GeForce® GTX 750Ti
高い114800円の方は、
CPU:Core i7-4790
Mem:8GB
VGA:NVIDIA® GeForce® GTX 960
となっています。
どう見ても一時期流行った3-4万円の格安ノートPCなどでは、まともにプレイできないと想像させます。
次にディスプレイの飯山を吸収したマウスコンピューターから3機種。
電源が80plusなのでその分単価が少々上がりますね。
94800円の物は、
CPU:Core i5-4460
Mem:8GB
VGA:NVIDIA® GeForce® GTX 960
129800円の物は、
CPU:Core i7-4790
Mem:8GB
VGA:NVIDIA® GeForce® GTX 970
そして一番高い179800円の物は、
CPU:Core i7-4790K
Mem:16GB
VGA:NVIDIA® GeForce® GTX 980
となっています。
2企業ともSSDでは、無くHDDですね。
実際のスペックは、各企業が策定したようですが実際にゲームをプレイしてどの位のスペックが快適か検証した上で出した物でしょうから目安になると思います。
高価格の物は、まぁそのスペックなら大抵の物は、問題ないでしょう。というスペックなので放っておくとして気にするのは、一番安い機種です。
2企業ともCPUとメモリは、同じですがグラフィックボードが異なります。
まずCPUの「Core i5-4460」は、単体で2万円強で手に入るCorei5の中では、低クラスみたいです。クロックは、3.2GHz4コア。
メモリは、8GBなので昨今は、普通になって来ているでしょうか。
そして重要なグラフィックボードですがツクモの安い方に搭載されている「NVIDIA® GeForce® GTX 750Ti」は、単体で15000円程度で消費電力の割には、まぁまぁの性能を持っているようです。(3DMarkで3922)
マウスコンピューターの一番安い機種に搭載の「NVIDIA® GeForce® GTX 960」は、単体で25000円程度で値段相応の性能があるみたいです。(3DMarkで6752)
各性能は、カッコ内3DMarkのリンク先にベンチマーク結果有りのレビュー記事(4gamer)があるのでそれを参考にしてください。
で、上のスペック達を見るに当方のPCでは、かなりキツイんだなぁと思いますが実際の所は、そうでもなかったりします。
CPU:E8400
MEM:4GB
VGA:AMD HD5670
という5年以上前は、それなりで最新だったPCでプレイしていますが自動設定でlowとmiddleの間程度になりますのでその後さらに手動で轍後とかいらなそうなものを削って視界距離は、最大にして特にガックガクになったりスコープモードで車両がワープしたりと言う事も無いです。
以前は、CPUがE3400というCeleronだったのですがその時は、スコープモード中にSPGが着弾するとガックガクでしたがE8400にしてから改善しています。(WoT自体の問題でもあったようで修正項目に入ってましたからハード的な要件かどうかは、謎です)
後は、森の中等で偶にFPSが20前後に落ちたりして照準の動作が追いつかない事がある事もありますがまぁ、概ねなんとかなっています。低解像度モードですけどね。
他の人のプレイ動画等がHD画質でYouTubeにあるのを見て「あれ?こんなに綺麗だっけ?」と思う事も無きにしも非ずですが。
という事を踏まえると推奨PCに掲げられている機種であればグラフィックの設定をかなり高めにしても快適に動作するでしょう。
しかし、逆に言うとその程度のスペックのPCを要求するゲームという事は、ある程度のスペックを持ったPC保持者以外は、対象にしていないという事でもある気がします。Wargamingという企業として表現したいゲーム内容を作成するとその程度のPCスペックが必要になってしまうので揃えられない人は、「ごめん、置いていくね」という事でしょう。(貧乏人は、課金しなlかjsld、げふんげふん)
まぁ、3D表示は、ある程度の性能を必要とするのは、仕方ないのですしより美麗によりリアルにといろいろな3D機能やテクニックを使用していくとどんどん高性能PCじゃないと処理できなくなって行くので制作者側も頭の痛いところなんでしょうね。
と、言うわけでそろそろ新PCに買い替えか?と数年前から思っていますが「新しいCPUが出る」、「メモリの規格が変わる」とか思いなかなか踏み出せずにいます。
そして極めつけは、
「ゲームの為に8万も9万もだすならSIMフリーiPhone買うよ。」
ちゃんちゃん。
参照: