サイトアイコン がりろど戦日誌

戦車の足回りについての疑問

人類史上偉大な発明の一つと言われている車輪。

その車輪を応用してゴムタイヤとして使用しているのが自動車等の各種運搬器具です。
自動車を例に取ると丸い車輪が付いているのでブレーキ掛けずに坂に置けば転がるし引っ張っても転がって移動が可能という事は、分かり易いです。

でも、履帯(米キャタピラー社の商標であるキャタピラ)付きの装軌車両は、どうなんでしょう?
疑問に思ったのがこの写真。
「罪人である74式戦車が皆の前に引き出されて・・・。」じゃなく成人式の行事として戦車を引く綱引きイベントが自衛隊では、あるそうです。


この写真を見ると引けば動くのか?と思います。
74式戦車の重量は、38tだそうです。
でも、履帯を考えると動くの?と不思議に思います。
確かに車輪は、転輪として付いて居ますがその周りに重たい履帯が付いて居て非常に摩擦力も重さもあり動きづらそうです。

まぁ戦車回収車なる車両もあるので牽引可能では、あるのだろうと思いますが壊れた乗用車のように容易に牽引可能なように思えません。
ギヤも重そうだし。と、思って調べたら74式のトランスミッションは、セミオートマとなっています。

自動車の教習所でマニュアルのシフトは、ニュートラルにすれば押しても大丈夫だがオートマは、ニュートラルにしても壊れる可能性があるとか習ったのですがどうなんでしょう?

セミオートマは、引っ張っても大丈夫なのでしょうか?

まぁ駄目なら引っ張って遊んだりしないか。

日本航空がちびっこを集めてイベントを行う時に飛行機を引かせるイベントが毎年ニュースになりますが自衛隊の戦車引きイベントは、聞いたことが無い気がします。
ネタとしては、面白いと思うのですが一般人に引かせるのは、駄目なんでしょうかねぇ?

謎。

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