大英帝国の誇る秘密兵器の一つととなるはずだったパンジャンドラム。
ノルマンディー上陸の際に海岸線に構築されたトーチカやら柵やらまで勝手に走って行って搭載した爆薬で都合よく爆破して突破口を開くという実用化できれば人的損害が軽減できそうな発想では、ありましたがその形状に問題があります。
車輪に取り付けられたロケットにより推進力を得るのですが結局凹凸でバランスを崩すと立て直せなかったり左右均等に同じ力をかけることが出来ず失敗に終わります。
実際に複数個使用したら敵を混乱させたか緊迫した戦場が爆笑の渦に巻き込まれたかのどちらかだった気がします。
そんなパンジャンドラムのコンセプトは、こんなところに生かされているようです。
フランス企業のようですがパロット社という日本法人もある企業から販売されているこの製品。
実際に地面を這いまわり壁を登り天井に沿って移動なんてことも出来るようです。
本来なら唯のカメラ付きヘリコプターのおもちゃで終わるところに車輪を付けたところが味噌。スマホで操作出来るラジコンというのも最近の製品のトレンドみたいですね。
元祖パンジャンドラムは、爆発物と物騒でしたがこちらは、唯の移動可能なスパイカメラのようなものです。
アメリカのAmazonもこの手のもう少し大きめのヘリを使用して小物商品の自動配達を画策しているという話も数カ月前には、ニュースになっていましたので今後この手の小型ヘリのような物は、ニーズが増えて行くのでしょうか。
とりあえず、WOTプレイヤーには、意外にパンジャンドラムは、ウケているようなのでネタということで。